癒しの秘孔は古都にあり
過去のキャリアは十人十色な患者さんへの万能ツボ
医療として患者の心身を治癒に向かわせること
リラクゼーションとして顧客の心と体を癒すこと
どちらもできることがあん摩マッサージ指圧師の強みであり、
癒しマッサージ鍼灸院の特徴でもあるだろう。
薬師如来を本尊とする世界遺産 東寺から徒歩4分
癒しマッサージ鍼灸院院長 上茶谷 貴之(うえちゃや たかゆき)先生は、
柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の4免許を持ち、
京都らしい柔和な雰囲気を備えた先生だ。
傾聴と対話
否定せず、押し付けず
患者が自然と快方に向かうよう
優しく穏やかに患者の心と身体を促していく
薬師如来とは病気を癒し、健康長寿を願う仏。
上茶谷先生が薬師如来を祀る東寺のそばで癒しマッサージ鍼灸院を開業したことは
偶然ではなく必然なのかもしれない。
基 本 情 報
氏名 | 上茶谷 貴之(うえちゃや たかゆき) |
治療院名 | 癒しマッサージ鍼灸院 |
住所 | 〒601-8453 京都府京都市南区唐橋羅城門町53-3 VIP羅城門1F |
最寄り駅 | 近鉄東寺駅 徒歩15分 JR西大路駅 徒歩20分 京都市営バス 羅城門バス停 徒歩1分 |
営業時間 | 10:00~20:00 (最終受付 19:30) ※毎週水曜定休 |
保有免許 (国家資格) | あん摩マッサージ指圧師/はり師/きゅう師/柔道整復師 |
メニュー ・ 料金体系 | 突然の首、腰の痛み短期間集中コース 30分 ¥3,200 膝の痛み、手足のしびれ改善コース 45分 ¥4,500 1番人気!肩こり・腰痛改善コース 60分 ¥5,800 不眠解消・疲労回復じっくりコース 90分 ¥8,200 ※初回料金として<上記料金+¥1,650> ※最終ご利用日より6ヶ月以上空いた場合、初回料金が発生します |
出張・訪問について | 健康保険利用による訪問施術 & 自費診療による出張施術 ともに対応可能 対応可能時間:営業時間に準ずる 対応エリア:原則として京都市内 ※遠方の場合は応相談 ※費用等の詳細は直接お問合せ下さい |
お問合せ先 | 電話番号:075ー606ー1575 公式ホームページ:https://iyashimedical.com/ |
AHAKI BASEでは施術所の情報だけではなく、施術者自身にフォーカスし、
もっと施術者自身を知ってもらいたいと考えています。
先生方の考え方・価値観などを<キャリア・経営・施術>の3つの視点で掘り下げて参ります。

1)キャリアについて
Q:今までのご経歴を教えて下さい
上茶谷先生:
長くなってしまいますが、、、笑
2006年に京都医健専門学校の柔道整復師科に入学しました。高校時代はバスケットをやっており、スポーツに関わる仕事がしたいと思っていました。バスケットのバッシュ(靴)を作りたかったんです。その為には人の体の構造や仕組みを知っておいた方がいいと思ったんです。
2009年に無事、柔道整復師の国家試験に合格して、卒業して10年間のうちに何ヶ所かの京都の整骨院やリラクゼーションサロンで働きました。1ヶ月で辞めてしまった所もあれば長く続いた所もあります。別の業種へ切り替えようと居酒屋のアルバイトやスポーツクラブ、パーソナルトレーニングのインストラクターなんかもやっていた時期もありました。パチンコもよくやりましたね(笑)
2016年に大阪行岡医療専門学校に入学して、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師免許を取得してから、訪問マッサージ業を挟んで、2021年3月に癒しマッサージ鍼灸院を開業しました。
Q:いろいろな職場や業種を経験なさってきた中で、
経験してきてよかったことや反対に失敗だったと思うことはありますか?
正直、失敗だったと思うことはないです。
全ての経験が糧になっていると感じています。自分が働く場所の地域性や職種、また患者さんの住んでいる場所や職業など、人それぞれに何を求めているかなど接遇の引き出しを増やすことができました。
Q:どのような事が転職のきっかけになりましたか?
昔の自分はほんまに生意気やったんでねぇ、、、(苦笑)
オーナーや先輩後輩の人間関係でゴタついたこともありました。自分の経験では、整骨院業界って『1から100まで全てオーナーが仕切ってマニュアル通りのことしかやらせてもらえない所』か『新患さんの初回対応から2回目以降の継続対応まで、まるで自営のように任せてもらえる所』に分かれてました。
自分は断然、後者の方が仕事はやりやすかったです。やっぱり自分なりの考えや患者さんの診かたができて、「自分がこの患者さんを担当するなら、もっとこうしたいのにな」という想いが出てくるんです。
あとは保険請求のレセプト業務とか。慢性疾患を保険でマッサージしてしまってる所もありました。だからあん摩マッサージ指圧師を取ったということもあります。
仕事をこなせるようになってくると段々と自惚が出てくるんですよね。
「自分はこれだけ仕事してるのに、これだけの給与しかもらえへん」とか。でも1回無職になってみたり自分で開業したりしてみて、「あぁ、あの時仕事できた気になってた自分は、他人の看板で仕事させてもらってたんやなぁ」と気付きましたね。
Q:大阪行岡医療専門学校はどのような学校でしたか?
いい意味でめちゃめちゃ自由な学校でしたね。強要されるようなことはないし、自分でいいものを選んで取り入れなさいという学校でした。

2)経営について
Q:経営理念を教えて下さい
上茶谷先生:
「太く長く続ける」「自分の手で抱えられないことには手を出さない」です。
私たちは健康に関する仕事をさせてもらっていますが、健康って鍼灸マッサージの施術だけではないですよね。育ってきた環境、職場環境、食生活や住んでいる場所など暮らしている環境も健康に関わってきます。ペットもその一部と言えるでしょう。
事業にするつもりはないですが、子ども向けのボランティアや保護者向けのセミナー・保護犬や保護猫・農業などの食に関することにも興味がありますので自分から外部に出ていって、そのような情報のインプットとアウトプットを鍼灸マッサージに加えて、長く続けていきたいと思っています。
Q:治療院名の由来を教えて下さい
「癒し」という漢字は「治癒」の『癒』でもありますよね。身体も心も癒されて、快方に向かってもらいたいという願いのような想いを込めています。患者さんには「治療としての施術」だけでなく、「癒しとしての施術」も味わって頂きたい。ここに来たら、『良くなるだけではなくて癒やされるんだ』というイメージも持ってもらいたいのでこの治療院名にしました。
Q:治療院のコンセプトや特徴、他院との差別化ポイントはありますか?
治療院のコンセプトは院名の通り、まさしく「癒し」を提供できる場であることです。自分の大切な人を安心して任せて頂けるような、安心して来れる場所を目指しています。
よく患者さんから「前に行っていた施術所では回数券を強引に勧められたり、週に何回も来るように強く言われていた」と言われることがありますが、私はそういった無理強いは致しません。患者さんによってはどれくらいのペースで通ったらいいかわからない方もいらっしゃるので、症状によって来院ペースをご提案することは勿論ありますが、無理やり施術を長引かせるようなことはしません。
そういった点でも安心してご来院頂きたいです。

3)施術について
Q:施術理念や施術する上で大切にしていることはなんでしょう?
上茶谷先生:
まず第一に、患者さんの訴えに耳を傾け、寄り添う事が基本であり全てだと考えています。患者さんのことを教えて頂きたいので、問診時間は少し多めにしています。接遇も問診も施術も、『丁寧に』を意識しています。
Q:具体的にどのような施術方法なのですか?
当院では電気治療器などをいっさい使用せずに、手で行うマッサージ、鍼、灸で施術します。手から得られる反応をもとに施術内容や刺激の強さを変えるため、より安全な施術を提供が可能です。東洋医学も西洋医学も学んできた国家資格ですので、患者さんのご様子によって東洋的/西洋的、どちらからでもアプローチ致します。鍼や灸など侵襲性の高い施術については特に事前説明をしっかりして、患者さんとの同意の基で施術致します。
Q:どんな症状でお困りの方に来て頂きたいですか?
腰痛・肩こりや膝の痛み、不眠症の方などの症状でお困りの方に来て頂きたいと思っています。慢性的な腰痛・肩こりの方には指圧をベースに、不眠症の方には鍼灸をベースに施術をしたり、必要に応じてトレーニング指導もさせて頂いております。自分の身体に合った施術を受けたい、予防と治療をセットで受けたいとお考えの方にもご来院頂きたいですね。
Q:今後の目標をお聞かせ下さい
色々とやってみたいことはありますが、これからも臨床現場には携わり続けたいですね。いつまでも「安心してご来院頂ける場所」を提供していきたいです。技術的なことについてはもっと症状についての鑑別力を上げていきたいです。その為には時間があれば練習と読書は欠かせませんし、たくさん遊び様々な刺激を受けることも大切だと考えます。これからも太く長く続けていけるように頑張りたいです。
編集後記 |
AHAKI BASE初の関西地区の先生を取材させて頂きました! 上茶谷先生は以前からTwitterで繋がっていて、 たびたび意見交換をさせて頂いており、今回の運びとなりました。 物腰は柔らかく丁寧に応対して下さり、 時折冗談を交えながらも 施術も非常に丁寧で芯の強い先生という印象を受けました。 しっかりと患者さんの状態・状況を聞き取り どんな効果を期待して、どのような施術をするのかと 患者さんと合意して施術するという 当たり前だけど非常に重要なことを実践なさっている点も 先生が信用される理由なのだと感じました。 編集とも同年代ということもあり、先生の頑張りにはいつも刺激を受けています。 これからも引き続き、 少しでも多くの方に”あはき”を届けられるように頑張りましょう!! |