不妊治療中、鍼灸をはじめて元気な子供が産めた!

子供に恵まれず産婦人科へ

結婚して2年。なかなか子供に恵まれず、産婦人科に通うことになりました。
産婦人科で検査を受けたものの、子宮や卵子などには異常は見つからず、夫も検査を受けましたが異常はなかったです。タイミング法などをすることになり、医師の指示通りに試みましたが、それでも妊娠することはありませんでした。病院としてはこれで妊娠できなければ、人工受精体外受精に進んだ方がいいという方針だったのです。そして、主治医のアドバイス通りに体外受精にもチャレンジしましたが、なかなか妊娠できません。
毎月何度も通院しなくてはならないことや、多額の費用がかかること、不妊治療が義務のようになってしまい、精神的にもかなり追い詰められていきました。

初めての鍼灸!

そんな時に知ったのが鍼灸です。不妊で悩んでいる方が通っていたという広告をみて、半信半疑でしたが行ってみることにしました。鍼の治療は受けたことがなく、痛かったらどうしようと不安にあることもありましたが、その考えは初回から覆されたのです。
初回の問診では、不妊治療で疲れ果てている私に優しく、丁寧に問診してくれました。病院では、事務的で流れ作業のような印象がありましたが、鍼灸院はアットホームな雰囲気で話しやすかったです。鍼灸では、体質そのものの改善を促すため、もし妊娠できなくても体にいいことばかりだと思い、安心して通う決心がつきました。

鍼を刺しても全く痛みは感じず、治療後は体がポカポカして軽くなった気がしました。今まで基礎体温を毎日測っていましたが、高低差があまりなく、やはり体そのものが妊娠できる状態ではなかったのです。低温期では、35度8分くらいの体温が当たり前でしたが、鍼灸に通い始めて3ヶ月で36度3分まであげることができました。そして、高低差もグラフではっきりとわかるようになり、きちんと排卵できるようになったのです。今までは、夏でも手足が冷たく、慢性的な冷え性でした。アドバイスいただいた、飲み物や食事にも注意すると、手足の冷えは気にならなくなり、生理痛の痛みも解消されていったのです。

 

 

自然妊娠出来た!

何だか体調がいいと感じるようになって、治療を続けて半年、自然妊娠をすることができました。排卵誘発剤なども使うのをやめていたので、本当にびっくりしましたし、鍼灸で妊娠できるというのは本当だと身をもって感じました。
妊娠後にいった婦人科の先生は、その結果に驚き、「鍼灸がよかったのですね」と認めたのです。鍼灸では、一人一人にあったオーダーメイドの治療法で、妊娠できる体に導いてくれます。
毎回、体の状況を確認してくれますし、その時にあった適切な治療をしてくれるのが良い点でした。

私の場合には、体の冷えと基礎体温をあげるということが一番のターゲットだったため、子宮の裏を温める治療を受けました。治療を受けると、すぐに体が温かくなるのを実感できたので、即効性がありました。心地いいもので、リラックスできるため、不妊へのストレスも軽減されていったことも大きかったです。治療の成果は、基礎体温や生理周期、体の変化でよくわかるので、安心感もありました。

妊娠してからも、元気な赤ちゃんを産むようにマタニティ鍼灸でお世話になりました。おかげで、よくある妊娠期のトラブルとは無縁で、快適なマタニティ期間を過ごしたのです。

出産への準備も鍼灸でできたためか、陣痛から4時間というスムーズなお産ができました。しかし、産後は慣れない育児で身体中が痛くなり、助けを求めるようにまた鍼灸へ。そのおかげで子宮周り腰痛もよくなっています。続けて通うことで様々なメリットがある鍼灸なので、いつでも健康でいられるためにこれからも利用していきたいです。

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