痛めた腰がどんどんよくなった

子供が幼稚園生の頃、溝に落っこちたのを笑いながら引っ張り上げようとした時、腰に激しい痛みが走りました。最初はすぐ治るだろうと思っていたのに一晩寝ても少しもよくならず、何をするにも「いたたたた」と老婆のような状態。当時知り合いに看護師さんがいたので相談すると、「病院なら、整形外科やけど、レントゲンとって電気流して、あんまり効果が感じられへんねん。よかったら、私がよくお世話になってる鍼灸整骨院があるから紹介しよか?」と言われました。

看護師という仕事柄、彼女自身も身体を痛めやすく、困ったときには頼りにしており、その彼女も両親から紹介され、親子2代でお世話になっているそうです。

初めての整骨院

 藁にもすがる思いで、早速鍼灸整骨院に行きました。駅の近くにひっそりとあったことと、今まで鍼を受けたことがなかったためドキドキしながら店のドアを開けました。中はこじんまりとしてましたが、清潔な印象を受けました。ご年配の方々が治療を受けながらリラックスしておしゃべりをしているのを見て、怖いところではないのだとホッとして少し安心しました。

 名前を呼ばれ診察台に横になった瞬間に「腰が痛いんですか?」と聞かれ驚き「なんでわかったんですか!」というと、患者さんを診ただけで身体の状態がわかるとのこと。そのため治療をしながら自分自身ではわからないような身体の歪みまで丁寧に教えていただきました。

 先に身体の歪みを整体で治してからから鍼治療をしました。その際、鍼が初めてであることを伝えると、きちんと消毒したものであること、そこまでの痛みはないことを教えていただました。ドキドキと少し緊張しながらも世間話をしながら次々に鍼が刺されていきます。

 痛めたのは腰なので腰回りだけに鍼を刺すのかと思っていましたが、首や背中、腰、脚など全身に鍼を刺してもらいました。痛みは少なく、刺された後にじわじわと中で滞っていたものが流れていくような不思議な感覚がありました。
 さらには自分が痛めていた部位だけでなく、少し不調な部分までも軽くしていただきました。その後、鍼を通して電気を流し時間を置くといった治療をしていただき、時間を置いてから身体中に刺してある鍼を手際良く抜いていただきました。絆創膏を勢いよく剥がされる感覚で痛みはほとんど感じませんでした。

軽くなった私の腰

 週に一、二度の頻度で数週間通い続けていくうちにすっかり元どおりに。日常生活も送れないほど困っていたため、本当に助かりました。その後しばらくは身体を痛めた時しか行ってませんでしたが、あまりにも効果が感じられたので最近は少し頑張った自分へのご褒美としていくようになりました。自分自身のメンテナンスにもなるので、今後も通い続けようと思います。先生が少しご年配なので、お元気で長く続けていただきたいと思っています。

関連記事

  1. 出産後、こんなに身体がボロボロになるとは。。。

  2. 超高齢社会に生かすマッサージ

  3. 訪問施術体験

  4. 慢性化した腰痛で訪問鍼灸

  5. 産後のギックリ腰で訪問治療を依頼した話

  6. 初アルバイトで腰痛

カテゴリー

  1. 【第3回】あん摩マッサージ指圧師の手技療法よもやま話

  2. 【AHAKI Jobs】 〜11/13正午締め切り!企業への出張鍼灸マッサージ…

  3. 【第2回】あん摩マッサージ指圧師の手技療法よもやま話

  4. 【最終回】公認心理師が解説!からだケアのための”こころケア”

  5. 【コラム】第4回:今日、何食べる?